就労可能なビザの種類

※「外国人のビザ」と呼ばれていますが、正式には「在留資格」と言います。

　ここではわかりやすいように「ビザ」と記載します。

外国人のビザは、日本での活動内容により種類が分かれます。

就労のためのものや、結婚して日本で暮らすためのもの、留学など勉強のためのもの、など様々な種類があります。

一般に「就労ビザ」というと就労を目的とした在留資格が考えられます。

就労を目的としたビザ

就労を目的としたビザは、その職務内容により更に分類されます。

中には外交官や大学教授など、一般企業での就労では該当しないものもあります。

以下一般的な職種別に記載いたします。

雇用を検討している業務内容に該当する項目をクリックしてください。

〇事務職、営業職、マーケティング等企画、翻訳などのオフィスワーク

〇IT関係（SE、グラフィックデザイナー、CADオペレーター等）、デザイン関係

〇工場などでの管理業務

〇インド料理店、タイ料理店など外国料理専門店での調理

〇ホテルのフロント等観光関係

〇接客業務

〇介護職員

〇会社経営者（日本での起業）

〇海外法人から日本国内の法人への転勤

〇特定技能

〇高度専門職（1号、2号）

就労目的のビザ以外でも働くことは可能です。

就労目的のビザ以外でよくあるものが、日本人と結婚した人（一般に結婚ビザや配偶者ビザと呼ばれます。）や、永住者などがあります。

日本人の配偶者や永住者は就労に関する制限がありません。

つまり、どんな仕事でも就くことができ、就労ビザの取得が難しい仕事内容であっても働くことができます。

雇用形態は、正社員だけでなくパート・アルバイトでも可能です。

以下のビザを持つ方は、就労制限がありません。

〇日本人の配偶者等

〇永住者

〇永住者の配偶者

〇定住者

また留学ビザや家族滞在ビザを持って日本で暮らす外国人も就労可能です。

ただし原則として就労不可となっており、就労するためには「資格外活動許可」を得ている必要があります。

資格外活動許可を得ているかどうかは、在留カードの裏面で確認ができます。

資格外活動を得て働く場合は週28時間以内と決められています。

職場ごとに28時間ではなく、外国人一人当たりになります。

ダブルワークをしている場合などは注意が必要です。