外国人スタッフの求人はどうしたらよい？

外国人スタッフを採用したい、と思っても、どうやって求人をしたらよいのか分からない、というご相談をいただきます。

これまで多くの就労ビザのお手伝いをしてきた中で聞いた採用方法についてご紹介します。

ウェブを使った求人

自社サイトや求人サイトに求人情報を載せていたら応募があった、というケースは意外に多いです。

特に外国人に向けての広告ではなく、普通に日本語で掲載していたものにも応募があったりします。

このパターンで応募してくる方は、ある程度日本語が読めるので、言葉の心配はあまりしなくてもすみます。

海外にいる外国人から応募があった場合は、Skypeやzoomなどで対応することも可能です。

また最近では外国人向けの求人に特化したサイトもあります。

「jobs  in  Japan  for  foreigner」などをキーワードとして検索すると、複数の外国人向け求人サイトが出てきます。

こういった外国人向けの求人サイトを利用する方法もよいでしょう。

紹介してもらう

すでに外国人スタッフを雇用しているのであれば、友人などを紹介してもらう方法もあります。

紹介であれば人柄など事前に確認できますし、職場の様子を説明しておいてもらうこともでき、スムーズに採用できる可能性があります。

日本語学校や専門学校等に求人を出す

日本語学校や専門学校など、留学生が多くいるところに求人を掲載してもらうことも検討できます。

最近では学校独自で合同説明会をされるところもありますので、そういったものに参加するのもよいでしょう。

就職説明会への参加

自治体などが外国人向けの就職説明会を開催しているところもあります。

当然ながら留学生が多く来ますので、効率よく企業のPRができます。

就労ビザが取れるかどうか、十分注意してください！

外国人からの応募があり、無事採用を決めた後は、ビザの手続きが必要です。

せっかく内定を出しても就労ビザが取れなければ働くことができません。

企業にも外国人本人にも不幸なことになってしまいます。

就労ビザを取得するには決められた要件を満たしていなければいけません。

どういう仕事をしてもらうのか、本人のキャリアと合っているのか、よく確認をして下さい。

「人柄が良さそう、やる気がありそう、良い大学を出ている」などの理由だけでは許可されません。

「この人は就労ビザが取れそうかな？」と悩むようでしたら、内定を出す前に専門家にご相談ください。