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就労ビザは転職していると更新が難しい?
目次
就労に限らず、永住を除く全てのビザ(在留資格)には日本に滞在できる期間が設けられており、期限があります。
そのため決められた期限前に更新手続きをして、期間を延長する必要があります。
もし期限が来たのに更新手続きをしていない場合、不法滞在(オーバーステイ)となってしまいますので、ご注意ください。
なお、在留期間や更新の期限は在留カードで確認できます。
転職している場合、更新が難しい?
更新の手続は、同じ職場で働いていれば難しくはありません。
しかし前回の更新(もしくは日本入国時)から転職をしている場合、難しくなります。
まず今の就労ビザ(在留資格)は、これまでの仕事内容や職場に対して認定されたものです。
そのため転職した場合は、転職後の職場や仕事内容が今持っているビザ(在留資格)に適しているのか審査されます。
仕事内容が前職と同じだったとしても審査があります。
転職した場合の更新は、新たにビザ(在留資格)を申請するのと同じような扱いとなり、勤務先でも多数の書類を出してもらう必要があります。
〇勤務先で用意する書類
・雇用契約書
・直近の決算書の写し
・直近の法定調書合計表
・会社案内など会社の事業内容などがわかるもの
・履歴事項全部証明書 等
※その他必要に応じ準備します。
転職してから更新までの間にできること
転職した場合、まず外国人本人は入管に所属先変更の届け出を出さなければなりません。
これは14日以内に必ず出してください!
こちらからダウンロードできます。
また「就労資格証明書」を申請しておくと、更新時の手続きが楽になります。
これは新しい仕事が今持っている在留資格で大丈夫なのか、事前に審査してもらうものです。
この証明書があれば、そのお仕事で就労可能と入管が認めてくれたことになりますので、更新もスムーズに進められます。
こちらから申請書のダウンロードができます。